賃貸の名義変更の方法!手続きの流れや必要書類も解説

賃貸物件の契約名義を変更するには、どのような手続きや注意点があるのかご存知でしょうか。

ライフスタイルの変化で、賃貸物件の契約名義を変更したいと考える人は少なくありません。

この記事では、賃貸契約の名義変更の基本や流れ、必要な書類や費用、そして注意点まで分かりやすく解説します。


賃貸の名義変更の方法!手続きの流れや必要書類も解説


【結論】名義変更は2パターン!「氏名変更」と「新規契約」

賃貸の「名義変更」には、大きく分けて2つのパターンがあります。


▶ 簡単な手続きで済む「氏名変更」

氏名が変わっただけで、契約者本人は変わらないケースです。これは比較的簡単な書類手続きで完了することがほとんどです。


▶ 入居審査が必要な「新規契約」

契約者自体が別の人に変わるケースです。これは「名義変更」というより、実質的には「新規契約」として扱われ、改めて入居審査が必要になるのが一般的です。


どちらのケースでも、大家さんや管理会社への相談は必須です。 もし正式な手続きをせずに勝手に住人を変えたり、又貸ししたりすると、契約違反として強制退去につながる重大なトラブルになる可能性があります。


では、具体的にどのような状況がどちらのパターンに当てはまるのでしょうか。次のセクションで詳しく見ていきましょう。

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どんな時に名義変更が必要?よくあるケースと対応

名義変更が必要になる代表的なケースと、一般的な対応方法を見ていきましょう。

ケース1:結婚・離婚で名字が変わった

契約者本人は変わらず、名字だけが変わるケースです。

この場合は、比較的簡単な「名義変更」の手続きで済むことが多いです。管理会社に連絡し、氏名変更届や戸籍謄本などを提出すれば完了することがほとんどです。

ケース2:親から子へ、夫から妻へ名義を移したい

具体的には「学生時代は親名義だったが、就職したので自分名義にしたい」といったケースです。

これは契約者が完全に別人になるため、「新規契約」として扱われ、入居審査が必要になります。新しい契約者(子)の収入などが審査の対象です。

ケース3:同棲の解消やルームメイトの退去

「同棲相手が出て行ったので、残る自分が契約者になりたい」といったケースも同様です。

これも契約者が変わるため、「新規契約」となり、入居審査が必要不可-欠です。家賃を一人で支払えるか、収入面などをチェックされます。

ケース4:契約者が亡くなった(相続)

契約者が亡くなり、同居していた家族が住み続けたい場合です。

この場合も、同居家族を新しい契約者として「新規契約」を結び直すのが一般的です。

手続きの基本的な流れ

名義変更の手続きは、「氏名変更」か「新規契約」かによって大きく異なります。ご自身のケースに合わせて、流れを確認しましょう。

氏名変更の場合

契約者本人は変わらず、名字だけが変わるケースです。手続きは比較的シンプルです。

  • ステップ1:管理会社へ連絡
  • 氏名が変更になることを伝え、手続きに必要な書類を確認します。

  • ステップ2:書類の提出
  • 指示された書類(氏名変更届、新しい名義の身分証、戸籍謄本など)を提出します。

  • ステップ3:覚書の締結
  • 契約書の内容を一部変更するための「覚書」などに署名・捺印をして、手続きは完了です。

【ポイント】

このケースでは、入居審査や初期費用は発生しないことがほとんどです。ただし、事務手数料として1万円前後の費用がかかる場合があります。

新規契約の場合

契約者自体が別人になるケースです。一度現契約を解約してから、新しく契約を結ぶことになります。

  • ステップ1:管理会社へ相談・現契約の解約手続き
  • 名義人を変更したいことを伝え、手続きが可能な日程を確認します。同時に、現契約の解約予告を行いましょう。

  • ステップ2:新しい契約者の入居申込
  • 新しい契約者が入居申込を行います。収入証明書などの書類もここで提出します。

  • ステップ3:入居審査
  • 提出された書類をもとに、管理会社や保証会社による入居審査が行われます。審査には数日〜1週間程度かかります。

  • ステップ4:重要事項説明・契約
  • 審査に通過したら、宅地建物取引士から重要事項説明を受け、新しい賃貸借契約を結びます。

  • ステップ5:初期費用の支払い・手続き完了
  • 敷金・礼金などの初期費用や手数料を支払い、鍵の交換などを行って全ての手続きが完了です。

【ポイント】

解約と新規契約はセットで行います。解約のタイミングによっては、一度退去が必要になるケースもあるため、管理会社としっかりスケジュールを調整することが重要です。

また、審査の結果によっては、契約できない可能性もあるため注意しましょう。

費用・書類・期間のよくある疑問

手続きにあたって、具体的によくある疑問をまとめました。

Q1. 新規契約で必要な書類は?

 A. 新しい契約者の以下の書類が必要になるのが一般的です。 

 ■ 顔写真付き身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)

 ■ 収入証明書(源泉徴収票、直近の給与明細など)

 ■ 住民票(発行から3か月以内)

 ■ 印鑑・印鑑証明

 ■ 連帯保証人の書類(必要な場合)

※物件や管理会社によって異なるため、必ず事前に確認してください。

Q2. 費用はどれくらいかかる?

 A. ケースによって大きく異なります。 

ケース主な費用金額の目安
氏名変更のみ事務手数料1万円~3万円
新規契約敷金・礼金・火災保険料など家賃の数か月分

新規契約の場合は、改めて初期費用がかかる可能性があります。ただし、状況によっては敷金を引き継げる場合もあるので、相談してみましょう。

Q3. 手続きには、どれくらいの期間がかかる?

 A. どちらのケースでも、相談から完了まで約1か月〜2か月ほどです。 

書類に不備があったり、審査が長引いたりすると、さらに時間がかかることもあります。名義変更が必要になったら、できるだけ早く行動を開始することがスムーズに進めるコツです。

まとめ

賃貸契約の名義変更は、契約内容の適正な管理とトラブル防止のために重要です。

名義変更の手続きは、まず管理会社や大家さんに相談することから始め、必要書類や費用、そして期間をしっかり把握し、計画的に進めることが大切です。

名義変更が認められない場合や新規契約が必要な場合もあるため、早めに行動することがおすすめです。

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