京橋駅周辺の住みやすさをそのエリアの魅力や住環境などからご紹介の画像

京橋駅周辺の住みやすさをそのエリアの魅力や住環境などからご紹介

京橋駅周辺の住みやすさをそのエリアの魅力や住環境などからご紹介

大阪に住むのなら、そのシンボルでもある大阪城から近い場所にしたいと考えている方は少なくありません。
しかし、住むにあたっては住みやすさも重要なポイントで、ただそれは実際にそこで暮らしてみなければわからないものでもあります。
こちらの記事では大阪城近くのおすすめエリアである、京橋駅周辺に住むにあたって参考となるよう、その魅力や住環境などの情報をご紹介していきます。

京橋駅周辺の住みやすさとその魅力について

京橋駅周辺の住みやすさとその魅力について

京橋駅は大阪市城東区新喜多と都島区東野田町にあり、JR西日本と京阪電鉄、そしてOsaka Metroが乗り入れ、キタやミナミなどに次ぐ大きな規模の駅です。
この駅名でもある京橋は、駅周辺にはなく大阪城に近い寝屋川にかかっていて、どちらかと言えば天満橋駅や大阪城北詰駅のほうが距離的には近くなります。
この京橋界隈は歴史的に見ると、かつては京街道や大和街道に通じ、そのため多くの方たちでにぎわう魅力的なところで、その京街道につながる橋の意味で京橋というわけです。
京橋の架かる寝屋川は、もともとは大和川の本流であって水量も多く川幅も広い現在よりも大きな川で、大阪城北側の天然の防御線として重宝されていました。
また荷上場があり市もあったそうで、さらに大和街道の出発地としても知られていた大阪城の北の玄関口としてにぎわいを見せていたエリアなのです。
ただ築年に関しては明確ではないのですが、豊臣時代に建設されたと言われ、その後大坂夏の陣の際にその戦火によって消滅してしまいました。
しかし、豊臣家が滅んだあと、徳川家による大阪城の再建が始まり、このとき京橋も再建され同時に治水工事もおこなわれ、現在の京橋の基礎ができあがったのです。
再建後も度重なる水害の被害に遭いながら、現在まで静かに歴史をつないでいて、大阪城と調和のとれたそのデザインは利用者の目を楽しませてくれています。
次に、かつての京街道の起点として、今では下町の雰囲気を残したエリアとしてにぎわっている京橋駅周辺の、活性化の取り組みを見ていきましょう。
まずは歩行者の安全な通行を目的として放置自転車対策を実施、さらに路上禁煙対策や客引き対策など、美化と安全に重点を置いたまちづくりをおこなってきました。
これは地元と行政機関、鉄道事業者などによる京橋地域の安全なまちづくり連絡協議会による活動の一環で、地域住民の安心と外国人観光客の誘致にも力を入れています。
ほかにも住みやすさを知るうえで欠かせないのが、エリア内にある大きな公園の数で、京橋駅周辺には新喜多公園や新喜多東公園、新喜多東中央公園などがあります。
そのなかでも新喜多公園は長良川沿いにあり、地域住民の散歩コースとしてもよく利用されるうえ、ブランコや滑り台などの遊具が完備された子どもにも人気のある公園です。

京橋駅周辺の住環境から見る住みやすさについて

京橋駅周辺の住環境から見る住みやすさについて

京橋駅には3つの鉄道会社、5つの路線が乗り入れ、あらゆる方面へ電車で行けるため、日々多くの方が利用しています。
京橋駅へのアクセスですが、バスであれば京橋北口バス停・京橋バス停・京橋駅前バス停で降りて徒歩3〜4分の距離となります。
高速道路を利用する場合は、阪神高速13号大阪線の森之宮出入口から1.7km、阪神高速12号森口線の長柄出入口から1.8km、同じく南森町出入口からは2kmです。
こうしてみると交通の便は良いと言えるのですが、実際に住むとなったとき気がかりとなるのが治安で、とくに女性の一人暮らしの場合はもっとも気にかけるべき点です。
駅周辺は繁華街となっていて、夜には酔客が目立つようになるため、夜の繁華街での女性の一人歩きは多少不安な面がありますが、近くには交番と分駐所があります。
暴行や障害などの粗暴犯や空き巣や忍び込みなどの侵入窃盗、また自転車の盗難、公然わいせつなどの犯罪の発生件数は少なく、治安は良い街だと言えます。
また大型のショッピングモールやコンビニ、ドラッグストアもあり、ファストフード店などの飲食店も多く、住環境としては恵まれている街です。
このように駅周辺は昼夜ともにぎわいを見せるエリアですが、少し離れると住宅街が広がり、公園や街路樹も多い閑静な雰囲気となります。
駅周辺は繁華街があり人が多い反面、住宅街は静かで過ごしやすいといった2面性を持つ京橋駅周辺エリアですが、家賃の相場が気になるところです。
まず一人暮らし用の間取りとして、ワンルームでは4.9万円、1Kで6.1万円、1DKでは6.3万円となり少し広めの1LDKでは9.13万円がこのエリアの家賃相場です。
2人暮らしや1人でも広い部屋に住みたい場合、2DKで7.0万円、2LDKでは11.4万円と10万円台になり、ファミリー向けの3LDKでは12.5万円になります。
この相場を近隣エリアと比較すると、JR大阪環状線沿線では桜ノ宮や天満、森ノ宮とほぼ同じで、JR片町線沿線の鴨野や放出と比べると若干高めです。

京橋駅周辺の子育て環境と住みやすさ

京橋駅周辺の子育て環境と住みやすさ

このエリアで子育てを考えている方は児童手当が受けられますが、現況届の提出が必要となる方もいるため、保健福祉センターから書類が送られてきた場合には返送しましょう。
児童手当の支給額としては3歳未満が月額で1.5万円、3歳以上小学校終了前の第1子と第2子で1万円、第3子以降は1.5万円、中学生は1万円となっています。
ただし、所得制限や支給条件などで支給額が変わったり、支給が受け取れなかったりするケースもあるため、詳しくは大阪市に問い合わせましょう。
次に子育てに関しての助成金や補助金についてですが、京橋駅周辺は都島区と城東区の2つのエリアがあり、ここでは城東区の情報を見ていきます。
まず出産時の一時金として、産科医療補償制度加入の医療機関での分娩の場合で42万円、それ以外の医療機関では40.4万円となります。
子育て支援としては、先の児童手当のほかに公立小中学校給食費が小学校の場合、低学年・中学年・高学年で多少の差はありますが、1食あたり約230円、中学校で300円です。
またひとり親の家庭支援として、医療の助成金が1日あたり最大500円、児童扶養手当が児童1人で全額支給の場合が4万2,910円、2人以上の場合はそれに支給額が加算されます。
ほかにも育児の応援をしてもらいたい方と、それを応援したい方の相互援助活動であるファミリーサポートの利用料金については、基本的に1時間800円となっています。
ただ、新築購入支援など住宅の取得や賃貸物件の家賃補助など移住に対する支援については、城東区のホームページでは確認が取れないためこちらもお問い合わせください。
一方で発達に課題を抱える子どもの子育てについては、仕事と子育てを両立させていくうえで、行政のサポートとともに民間でのサービスがあれば利用したいところです。
都島区にある放課後等デイサービスキッズスクールピースでは放課後だけでなく、長期休暇にも対応した学習支援をおこなっています。
この民間施設はコミュニケーション能力の開発を軸とした教育サービスを提供し、将来的に、社会に自然と受け入れられ、なおかつ活躍できる発達改善を目指しています。

まとめ

京橋駅は多くの路線が乗り入れているため、交通の便が良く、どこへいくにも不自由はありません。
駅前には繁華街がありますが、治安は安定しているため女性の一人暮らしでも安心できます。
子育て世帯もさまざまな補助金や助成金の制度を利用できるうえ、子どもを遊ばせる公園も多く、住環境としては恵まれているエリアです。